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放置は危険!HDDカチカチ音・RAID崩壊・サーバー停止時の初期対応マニュアル

緊急時のための実践リファレンス

HDDから「カチカチ」「カコン」と異音、RAIDのDegraded/Failed、サーバー停止——。初動を誤ると復旧率が下がり二次被害も拡大します。本稿はやってはいけない行為の回避安全な初期対応、そして東京の信頼できるデータ復旧業者を一次情報ベースで整理しました。


最初の30分でやるべきこと(共通原則)

  • 即時通電停止:異音やRAID崩壊時の通電継続は盤面損傷・メタデータ破損を拡大。
  • 記録:時刻・LED状態・管理画面スクショ・ログを読み取り専用で保全。
  • 触らない:再同期/再構築、chkdsk、SMART長時間テスト、ファーム更新は厳禁。
  • 優先度の明文化:RTO/RPO、必要フォルダを列挙し意思決定を早める。

社内周知テンプレ(コピー可)

【発生日時】10/20 11:25
【事象】NAS(RAID5)にアクセス不可、Disk2から異音
【影響】営業部共有(見積・受発注)
【対応】I/O停止・ログ採取・バックアップ検証中
【要請】RTO24h/RPO8hの方針で復旧手配


症状別:やるべきこと&やってはいけないこと

HDDの「カチカチ音」「カコン音」

NG:再起動の連打、衝撃・分解、冷凍、自己診断の長時間テスト。
OK:即時電源OFF→型番/シリアル/音の特徴をメモ→専門業者相談。

RAIDのDegraded/Failed

NG:ディスクの挿し直し、アレイ再構築、順序入替、ホットスワップ乱用。
OK:ベイ順とLED状態の記録→クローン→仮想RAIDで解析→論理復旧。

サーバー停止・ファイル共有不可

NG:ログ未採取の再起動、バックアップ上書き、原因未特定の復旧作業。
OK:読み取り専用でログ採取→影響範囲の棚卸→代替共有を暫定運用。

復旧率を上げる運用と再発防止

  • バックアップは3-2-1ルール(3世代・2メディア・1オフサイト)。
  • 四半期ごとのリストア演習で実効性を検証。
  • 温度・振動・電源品質のモニタリングを常時可視化。
  • 障害時の連絡網とRACI(責任分担)を文書化。
  • 復旧後の再発防止レポートをテンプレ化し定例レビュー。

東京のデータ復旧業者ランキング

  • 1
    秋葉原データ復旧スクラッチラボ
    拠点:東京都千代田区 外神田

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    出典:https://media-sos.com/
    持込OK郵送対応HDD/SSD/RAID
    • 論理/物理/RAIDまで幅広く対応、復旧事例を公開
    • 他社で復旧不可能だった媒体も復旧可能な技術力
    • 秋葉原の持ち込みアクセスが良好。緊急案件も相談しやすい
    • 成功の定義/追加費用の条件を事前に文面化しやすい体制

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  • 2
    LIVEDATA
    拠点:東京都千代田区 外神田

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    HDD/SSD法人/個人秋葉原近接
    • HDD/SSDを中心に幅広く受付(公開情報ベース)
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    • 料金・納期は症状により変動。見積と成功定義の文面確認を推奨

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  • 3
    AOSデータ復旧サービス
    拠点:東京都港区 虎ノ門

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    出典:https://www.data119.jp/
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  • 4
    データ復旧クイックマン
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    アドバンスデザイン
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  • 6
    PCエコサービス
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記載内容は公開情報をもとに編集部が整理。最新の条件・料金・受付状況は必ず各社公式ページでご確認ください。

よくある質問

Q. 異音がしても数回なら再起動して大丈夫?

A. いいえ。通電は盤面傷を悪化させ復旧率を大きく下げます。必ず電源を切ってから相談を。

Q. RAIDはディスクを入れ替えれば元に戻る?

A. ベイ順やメタ情報がシビアです。誤操作でアレイ情報を破壊する例が多発。独断の再構築はNG。

Q. バックアップがあれば安心?

A. リストア検証がなければ「使えるか」は不明。四半期ごとの復元演習を習慣化してください。

まとめ:止める・記録する・任せるが復旧率を最大化する

HDD/RAIDトラブルの総括イメージ

HDD異音・RAID崩壊・サーバー停止は、時間の経過とともに状況が悪化しがちな高リスク障害です。通電を止めることで物理的損傷やメタデータ破壊の連鎖を断ち、ログと状態を記録することで正しい診断の材料を確保し、専門業者に任せることで誤操作による致命的な取り返しのつかない損害を防げます。秋葉原を中心とした東京エリアには、緊急対応や高度なRAID復旧に長けた事業者が複数存在します。本記事のランキングを活用して、要件(RTO/RPO・機密・コスト)に見合う最短ルートを選択してください。復旧後は、3-2-1ルールの徹底、四半期ごとのリストア演習、監視と保守の仕組み化により再発確率を大幅に低減できます。

  • この記事を書いた人

ナカムラ

元PCショップの修理担当として約8年働いていました。現場での修理対応はもちろん、部品の調達や品質チェックなど、裏方の仕事もいろいろ経験してきました。 今はフリーライターとして、パソコン修理やデータ復旧、BTOパソコンの構成など、PCまわりの話題を中心に記事を書いています。国内外のパーツメーカーや修理業者、データ復旧の専門会社とも多くやり取りしてきたので、現場の「リアルな話」や「本音」も交えながら、読者に役立つ情報を届けるよう心がけています。

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