【SSD復旧事例】他社で断られた障害にも挑戦!おすすめ復旧業者3選

突然パソコンが起動しなくなり、仕事の資料や写真にアクセスできない──そんな“ある日突然”のトラブルは、SSDでも珍しくありません。本記事では、起動不能のM.2 SSDからデータを救出した実例を、原因の考察から作業アプローチ、結果、再発予防のヒントまで分かりやすくご紹介します。
目次
ご相談内容と症状
- デスクトップPCが突然起動しなくなった(OSが立ち上がらない)
- BIOS上でも SSD を正しく認識しない場合がある
- 一般的な復旧ソフトではデバイスが見えない/読み取りで固まる
SSDはHDDと違い可動部が無いため壊れにくいイメージがありますが、コントローラやファームウェアの異常が起きると、OSやアプリから論理的に“見えない”状態になることがあります。
初期診断でわかったこと
専用の診断機器でSMART情報やコントローラの応答をチェック。インターフェイスは通電し、基板に致命的損傷は見られないものの、制御領域の異常が疑われる挙動を確認しました。
想定される原因(推定)
- ファームウェア領域の破損や不整合
- 突然の電源断やシステム不具合によるメタデータの破損
- コントローラの一部機能が安全停止に入っている可能性
復旧アプローチ(安全第一の方針)
- 制御領域の整合性チェック: 専用環境でコントローラの初期化シーケンスと応答を確認。
- ファームウェア関連の調整: 異常箇所に対するパラメータ調整/アクセス手順の最適化を実施。
- Safe modeでのセクタ読み取り: 高負荷を避けつつ、読み出し可能範囲を少しずつ確保。
- イメージからの論理復旧: 取得したイメージを元にファイルシステムを解析し、ユーザーデータを抽出。
納品と検証
復旧後はお客様の希望メディア(外付けHDD/SSD等)にデータを保存。ファイルのオープン確認・サムネイル確認・容量整合などの基本検証を行い、必要なデータが問題なく利用できることを確認のうえ納品しました。
データ復旧業者おすすめ3選
- ✔ 他社で「復旧不可」案件にも対応
- ✔ HDDプラッタ傷(スクラッチ障害)の対応実績
- ✔ 世界標準機材 PC-3000 Portable Pro を運用
実際の復旧事例ピックアップ
Samsung MZ-NLH2560 — 水濡れで認識しないSSDのデータ復旧
水濡れにより基板に腐食が生じ、回路故障で認識不能となっていたSSDを重度物理障害として扱い、安全第一で処置。洗浄と短絡点検の上で特殊手順を用いて起動・解析し、ユーザーデータの抽出に成功しました。
- 症状: 認識しない/基板に腐食を確認
- 診断: 水濡れ起因の回路故障(重度物理障害)
- 対処: 超音波洗浄 → 短絡チェック → safe mode 起動 → コンポーネント再実装
- 結果: I/Oエラー0で約200GB/約50万ファイルを復旧
SanDisk Extreme Portable SSD(SDSSDE61) — 認識しない症状のデータ復旧
USB接続で「見えるが開けない」状態や、まったく認識しない症状。基板上コンポーネントの接触不良による回路故障を特定し再実装で認識回復。抽出ではI/Oエラー0を達成し、約800GB(約36,000ファイル)を完全復旧。
- 症状: 認識できない(表示されても開けないケースあり)
- 診断: 回路故障(コンポーネント接触不良)
- 結果: I/Oエラー0で約800GB(約36,000ファイル)を完全復旧
- ✔ 明朗会計で安心
- ✔ 重度障害・短納期にも対応
- ✔ 初心者にもやさしいサポート体制
実際の復旧事例ピックアップ
CDF SSD CSSD-S6B01TMG4VT 1TB — 認識しないSSDからの復旧成功
USB/SATA のいずれでもまったく認識しない状態。専用環境で読み取り手順を最適化し、イメージ化を基盤に論理解析を実施。ユーザーデータの抽出に成功しました。
- 症状: USB/SATA ともに不認識
- 診断: コントローラ/管理領域の不整合が疑われ、論理アクセス不能
- 対処: イメージ化前処置 → 読み取り最適化 → 取得イメージからの論理復旧
- 結果: 主要データの抽出に成功(詳細は公式事例参照)
Dell XPS13 9315 SSD 1TB — 起動しない状態からの復旧成功
ノートPCのSSDでOSが起動できない症状。ストレージをクローン化した上でファイルシステムを解析し、論理的アクセス不能状態から必要データを抽出しました。
- 症状: OS起動不可(ストレージが一時的に認識失敗する場合あり)
- 診断: 論理層の不整合/メタデータ破損が疑われる
- 対処: イメージ化 → ファイルシステム解析・再構築 → データ抽出
- 結果: 重要データの救出に成功(詳細は公式事例参照)
引用元:https://www.buffalo.jp/recovery/
- ✔ メーカー直営の安心感
- ✔ 全国拠点で利便性が高い
- ✔ HDD/SSD/NAS/RAID など幅広く対応
実際の復旧事例ピックアップ
外付けSSD — アクセスランプ点滅・認識しない状態からの復旧
アクセスランプは点滅するもののOSで認識されない症状。診断の結果、SSD内のデータ制御を担うメモリーコントローラー不良を確認。同タイプSSDからのコントローラー移植によりデータの吸い出しを実施し、復旧に成功しました。
- 症状: アクセスランプが点滅するが認識しない
- 診断: 重度の物理障害(メモリーコントローラー不良)
- 対処: 同タイプSSDからコントローラーを移植し読出しを試行
- 結果: データ復旧に成功
- 補足: フラッシュメモリーチップ自体に物理異常がある場合、復旧は非常に困難
外付けSSD — 誤って削除したデータの復旧
外付けSSDのデータを誤って削除。削除直後に操作を停止しSSDを取り外したため、上書きが発生せず、概ね良好に希望データを復旧できました。
- 症状: 外付けSSDのデータを誤って削除
- 診断: 中度の論理障害
- 対処: 取得可能領域のスキャン → 論理復旧(上書きを避ける初動)
- 結果: 希望データの大部分を復旧
- 補足: 削除後に別データで上書きされると復旧不可になるため、すぐに使用を中止することが重要
会話でわかるQ&A








悪質業者を避けるためのチェックポイント
- 診断料・作業料・部品代・成功報酬の内訳と条件が明記
- 追加費用の発生条件(分解・優先対応など)が事前説明
- NDA/機密保持契約の有無
- 入退室・監視/ログ・ネット分離などの運用レベル
- 媒体別・障害別の事例公開(写真・レビュー等)
- 第三者評価や団体加盟(例:DRAJ)
- 見積根拠・追加費・成功報酬の可否を明瞭に回答
- キャンセル/調査費の扱いが明確
- 初動は原本に書き込まずイメージ化から開始しますか?
- PC-3000等でのFW調整・読み取り最適化は可能ですか?
- 成功報酬の範囲/追加費用の発生条件は?
- 入退室・監視・ネット分離・NDAなど情報保護体制は?
SSDの復旧を専門業者に任せるメリット
- 安全第一の初動:通電・TRIM・GCの暴走を抑え悪化を回避
- 専用環境/機材:FW調整、リード最適化、微細制御のイメージ化
- 再現性の高い検証:クローンで論理復旧=原本に触れない
- 納品品質:フォルダ構造保持・サンプル検証
復旧ソフトに頼りすぎるデメリット
- 通電がトリガー:NVMe/SSDは通電ごとに内部処理が動き悪化の恐れ
- ファーム起因は非対応:コントローラ異常・マップ破損はソフトで回復不能
- 上書きリスク:プレビュー/自動修復で書込み→復旧可能性が低下
まとめ
突然の「認識しない」「起動しない」でも、適切な初動と専門家の対応があればデータは守れます。業者選びでは料金内訳の明示、追加費の条件、守秘と運用体制、公開実績を必ず確認。復旧は「イメージ化 → 論理解析」が基本。信頼できる業者に早期相談し、再発防止として二重バックアップ・電源/温度管理・ファーム更新を徹底しましょう。